関心を持ち続けることこそがウクライナ支援
2022年2月24日午前5時、ロシア軍がウクライナの首都キーウに攻め込んだ。すぐにキーウが陥落すると考えたプーチン。しかし、そうはならなかった。国民が一致団結し抵抗。欧米および日本から支援を受け、ロシアの攻撃を迎え撃つ。
それから2年。ウクライナも支援国も疲れが出始めている。しかし、ここで負けるわけにはいかない。なぜなら、もはやウクライナ対ロシアを越え、民主主義国対独裁国の戦いだからだ。まさに第三次世界大戦に他ならない。
ウクライナ支援は、民主主義国に暮らす私たちの生活を守ることにつながる。だから、ひとときもウクライナを忘れてはならない。そのために侵略カレンダーを作った。このカレンダーを家や店に貼り、毎日見てほしい。そして、ウクライナで苦しみ悲しむ人たちのことを思ってほしい。関心を持ち続けることこそがウクライナ支援だ。
実は、ロシアによるウクライナ侵攻は2014年2月27日のクリミア侵攻から始まった。侵略カレンダーでは2022年2月24日を1日目としているが、その前に2920日にわたって侵略されている。そのことを忘れないでほしい。
ウクライナが勝利し、ロシアを国外に押し戻し、平和が来ることを強く祈る。ウクライナに栄光あれ!
侵略カレンダー、1枚につき100円(送料別)をウクライナ支援とさせていただきます。
日本ウクライナ文化交流協会
会長 小野元裕
ロシアによるウクライナ侵攻で多くのウクライナ人が国内外で避難を余儀なくされています。
しかしながら、戦争が長引き、さまざまな理由により国外に避難したウクライナ人が次々と母国へ帰っています。
そこで、当協会では、現地のNGOドブロダーリと協力し、比較的安全な西ウクライナに避難所を作ることにしました。
つきましては、寄付を募っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
銀行口座:三井住友銀行・八尾支店(普)2012746
名義:日本ウクライナ文化交流協会
クラウドファンディングからご支援いただくことも可能です。プロジェクト名「戦争で被害を受けたウクライナ人が、静養できる避難所にご支援を」をクリックすると詳細を確認できます。本プロジェクトにご賛同いただければ幸いです。
クラウドファンディング期限:2023年9月30日(土)午後11:00まで
★2024年8月24日ウクライナ独立記念日にOnAkiがCDを発売しました。
ウクライナの国民的詩人タラス・シェフチェンコが晩年に書いた中で、一番有名な詩Заповіт(ザポビート)に曲をつけ自ら作曲しています。32万回以上再生し多くのウクライナの人々からコメントが寄せられています。
タラス・シェフチェンコは民族を団結させる国際コンクールでは、同曲がタラス・シェフチェンコ賞のグランプリを受賞しました。クリスマスの有名な曲Щедрик(シチェドリク)も収録しウクライナ支援CDとして今こそタラス・シェフチェンコの詩で平和を訴えたいと思います。
CDタイトル:遺志/Заповіт(Zapovit)
ウクライナ支援CD 1000円(税別)ご注文、お問い合わせは同協会までお願いします。
上記はTunes coreでサブスク販売もスタートしました。
次のリンク<https://linkco.re/Am60pCYh?lang=ja>をクリックしてご視聴、ご使用いただけます
ロシアがウクライナへ侵攻したことは、いかなる理由があろうとも、許すわけにはいかない。スラブの母であるウクライナを子であるロシアが攻撃するとは言語道断。
さらに許し難いのは、ロシアの嘘情報だ。虐殺を行っているウクライナから人びとを解放するといった真っ赤な嘘を吹聴し、世界を混乱させていることを見逃すわけにはいかない。
プーチン、今すぐ攻撃をやめなさい。
日本ウクライナ文化交流協会
2022年3月1日
君死にたまふことなかれ 旅順口包圍軍の中に在る弟を歎きて 與謝野晶子
あゝをとうとよ、君を泣く、/君死にたまふことなかれ、/末に生れし君なれば/親のなさけはまさりしも、/親は刃(やいば)をにぎらせて/人を殺せとをしへしや、/人を殺して死ねよとて/二十四までをそだてしや。
堺(さかひ)の街のあきびとの/舊家(きうか)をほこるあるじにて/親の名を繼ぐ君なれば、/君死にたまふことなかれ、/旅順の城はほろぶとも、/ほろびずとても、何事ぞ、/君は知らじな、あきびとの/家のおきてに無かりけり。
君死にたまふことなかれ、/すめらみことは、戰ひに/おほみづからは出でまさね、/かたみに人の血を流し、/獸(けもの)の道に死ねよとは、/死ぬるを人のほまれとは、/大みこゝろの深ければ/もとよりいかで思(おぼ)されむ。
あゝをとうとよ、戰ひに/君死にたまふことなかれ、/すぎにし秋を父ぎみに/おくれたまへる母ぎみは、/なげきの中に、いたましく/わが子を召され、家を守(も)り、/安(やす)しと聞ける大御代も/母のしら髮はまさりぬる。
暖簾(のれん)のかげに伏して泣く/あえかにわかき新妻(にひづま)を、/君わするるや、思へるや、/十月(とつき)も添はでわかれたる/少女ごころを思ひみよ、/この世ひとりの君ならで/あゝまた誰をたのむべき、/君死にたまふことなかれ。
【写真説明】
避難所の必要性とヘルソン・ザポリージャから逃げられない人への支援について、8月25日に読売テレビtenで紹介。
戦争によって被害を受けた人達への支援は重要な課題です。国際社会は今、ウクライナからの避難民への支援に力を入れています。ウクライナから国外に避難した人達は、安全で、この状況にしてはまだ快適な環境で生活をしています。他方、激しい戦闘が行われている地域から、比較的安全な地方に避難したウクライナ国内の避難民の生活環境はあまりよくありません。ウクライナ国家のすべての財力や資源は、侵略者への抵抗に動員されているので、国内避難民への支援に充てられる力は非常に限られています。とはいえ、国内避難民はまだ最小限の支援を受けることができます。最も絶望的な状況に置かれているのは、占領地に残ったウクライナ人です。
ウクライナ政府は、占領地に残った人達に、一刻も早く脱出するように指示しています。しかし、今は占領地から脱出する手段はほぼありません。ほとんどの地域では、ロシア占領軍は道を塞いで、住民が出られないようにしています。場合によっては、占領地から脱出しようとするとき、ロシア軍は身分証明書などを没収します。そして、酷い時は拘束して拷問する、または殺してしまうケースも少なくありません。だから、占領地に残された多くの人はそこを出ることができません。
同時に、占領地においてほとんどの企業が破壊されたか、ロシア軍に占拠されたため、ほとんどの人が働くことができないまま窮地に追い込まれています。働けず、収入がないため、多くの人は食糧や生活必需品を買うことができません。今、占領地に残された人達にとって、生活の術を得る唯一の方法は、占領地の外にいる人から送金を受けることだけです。
当協会は、占領地から脱出できない人達を支援するために、寄付金を募っています。多くの人にとって、このような支援は餓死しない唯一の方法です。受け取った寄付金を当協会の関係者が持っているウクライナの銀行口座に送金します。そして、関係者はそこから、ザポリージャ州とヘルソン州に残された人達に送金を行います。
占領地に残された人達の問題は非常に深刻です。この問題は、避難民の問題に比べて焦点が当てられることが少ないです。占領地の惨状を知ったら、当協会はこれについて何もせずにいられませんでした。当然、私達ができることは限られています。しかし、もし数百人だけでも救うことができれば、これは有意義な活動になると思います。皆様のご支援は文字通り、誰かの命を救う可能性があります。
日本ウクライナ文化交流協会
TEL 072-926-5134
銀行口座:三井住友銀行・八尾支店(普)2012746
名義:日本ウクライナ文化交流協会
ウクライナのインフラの半分以上がロシアの攻撃によって破壊されました。そのため電気やガスが止まり、極寒の冬を越せず凍死する人が続出してしまいます。そこで、日本各地から使い捨てカイロをウクライナへ送るプロジェクトを立ち上げました。
お送りいただける方にはウクライナの送付先をお伝えします。ご連絡ください。
民間レベルの草の根文化交流活動を通して、日本とウクライナの友好関係を築くために設立。
日本ウクライナ文化交流協会の組織構成や構成メンバーの紹介。
日本・ウクライナに関連するさまざまな情報やイベントを紹介。
これまでの活動実績と「着物バンク」について紹介。
映画「ウクライナの恋人たち」(小野元裕監督、2006年)